英会話上達のヒント

英会話の学習において、「ただCD を聞き流していたら、ある日、突然、英語がどんどん口から出てきた!」というような、努力を伴わない急速な上達を期待することは、なかなか難しいでしょう。英会話上達のための手っ取り早い楽な近道などというのは本当は存在しないのかもしれません。
その代わりに、ご自身が目指すレベルへ到達するために、ヒントとなる大切な3 つの要素をご紹介します。

1.決して遠回りしないために
→ インプットだけでなく必ずアウトプットを

「人間の脳はインプット(知る・覚える)した情報を何度かアウトプット(実際に使ってみる)ことで長期安定して情報を保存できる」と言われています。どれだけたくさんの英単語やフレーズを機械的に覚えてみても、それらを使う機会がなければ、すべてどんどん忘れてしまいます。インプットしたこと(覚えてみたこと)をできる限り実際に使ってみましょう。もし、それらを使える相手や機会がなければ、心の中で色々な場面を想像しながら、一人でつぶやきながら、アウトプットしてみましょう。
例えば、“Turn left at the second corner.” 「2 つ目の角を左へ曲がって」というフレーズをインプットした(覚えた)なら、なるべく早く実際に、このフレーズを使って誰かに道案内をしてあげることです。また、新たに、“carry out” 「実行する」という言葉を知ったなら、「“carry out” 実行する、“carry out” 実行する」と何度か頭の中で繰り返して覚えようとするのではなく、実際に日常生活の中で、この言葉を自分が使っている場面を想定して“carry out”を使った文章を作ってみましょう。例えば、「それは計画するのは簡単だけど、実行するのは難しいよ」 → “It’s easy to make the plan, but difficult to carry out.” のように。

2.取り組んだ時間に比例して確実に、上達するために
→ 英語で言いたいこと、言えないことを1つ1つ消していく

もしも英語で色々なことが言えるようになったら、どんなことを言ってみたいか、聞いてみたいかを想像してみましょう。自分が到底使いもしない表現を覚えたところで、それを忘れてしまうのは時間の問題です。自分が言いたい こと、言いそうなことだけれども、今の知識やレベルでは言えないことを、調べて、覚えて、そして使ってみながら、1つ1つ消していきましょう
例えば、「明日、ハイキングに行きます」 “I will go hiking tomorrow.”「ハイキングに行きません」 “I will not go hiking.”
は言えるけれども「行くか行かないかは、天気によります」というのが言えない場合は、まず調べて、”It depends on the weather.”という表現を知って、繰り返し、この “depends on ~” を繰り返しアウトプットしましょう。「天気による」 “It depends on the weather.” が言えれば、「体調による」“It depends on my body condition.”も言えることでしょう。自分が英語で言いたいことをあれこれイメージして、確実に1つ1つ消していきましょう。

3.途中でくじけることなく続けられるように
→ それぞれにあった楽しく続けやすい学習法で取り組む

もしも「英会話を必ず習得する唯一の方法」があるならば、それは習得するまで決してやめないことです。やはり「継続は力なり」です。そこで英会話学習トレーニングを継続するために、それぞれがご自身に合った学習方法で取り組まれることをお勧めします。「どんな方法が自分に合っているのか、わかりにくい」という方は「自分にとって一番楽しそうな方法は何か?」を基準に決められるとよいでしょう。ある方にとっては簡単な映画を英語の字幕を出しながら観るという方法が続きやすいのかもしれません。また、こつこつとテキストを1 ページ、1ページこなしていくのが合っているという方もいるでしょう。またある方は車の運転中にCD を聞きながら、聞いたことをすぐに真似して リピートするという方法が最も続けやすく、功を奏するかもしれません。「楽しい」を基準にご自身に合ったテキストや学習法を慎重に選びましょう。